ステンドグラス紹介

マッキントッシュの教会

今日は大好きだった教会の一つ、マッキントッシュの作品をご紹介します。

グラスゴーの中に幾つかマッキントッシュの建物が残っていて公開されています。近郊のヒルハウスにも行きました。

ヒルハウスは建物だけでなく家具やカーテンなどインテリア全てをマッキントッシュが手掛けていて、とっても素敵な場所でしたが撮影不可のため、皆様にご紹介できないのでご興味ある方はググってみてください。

こちらの教会は小さくて、シンプル。19世紀のデザインとは思えませんでした。美しいものは時代を超えて、いつも新鮮に目に映るようです。

ピンクや緑のガラスがアクセントになっていて、この差し色があるのとないのとでは空間が別物になるのではないでしょうか?

みなさんも是非、想像してみてください(^^)

マッキントッシュはバラのモチーフを他の施設でもたくさん使っていますが、ガラスの色は紫がかったピンクが特徴です。

今もこういう色はイギリスのガラスの特徴で、純金をガラスに混ぜて発色させる色なので非常に高価です。

ガラスとそっくりな色の花が咲くイングリッシュローズがあり、チャールズ・レニー・マッキントッシュと建築家の名前が付けられるほど印象的な色です。

牧師さんがお話される場所も素敵なデザインでした。背もたれが高い有名な椅子は教会ではなく、美術学校の方にたくさんありました。

美術学校も撮影不可でした。そちらは有名なので本やネットで見たことがある方も多いと思います。

教会は少し郊外にあり、近くにもう一つマッキントッシュの建てた公民館的なものもありますが、そちらは使われていましたが保存状態があまり良くなかったです。

グラスゴーは工業都市として発展していた大きな町で大聖堂のステンドグラスは様々な時代の物が残っています。私はエジンバラに滞在しながら日帰りで行ったので、もうちょっとゆっくりしたかったなーと思いました。

ガラスの活かし方は、私はこれくらいが好きです。現代の建物ともこれくらいの使い方が相性が良いのでは?と思っています。建築家が考えるステンドグラスは滅多にないので、ガラスにどういう役割を求められているかを考える良い機会になった場所でした。

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  • この記事を書いた人

寺坊 侑烏 Yuu Jibo

旅好きガラス作家。制作の傍ら、ガラスが使われている空間を歩いて探している。今までに20年以上、20か国以上、見つけたステンドグラスは数知れず。女一人、ほとんどボディランゲージで現地で愛される現代の窓を見つけるたびに感動と感謝の涙が止まらない。

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