現存する世界最古のステンドグラスはドイツのアウグスブルグにあります。
街の中心にある市庁舎から徒歩で少しの場所にあるアウグスブルグ大聖堂は天井が高く、この11世紀に制作された窓は高い位置に5枚が向かい合わせに並んでます。
肉眼で見ると遠いので詳細まで分かりませんが、その素朴な雰囲気や味わい深い輝きのガラスにホッとします。
人々が祈る場所を演出し続けて1000年以上。時代を超えて大切な物が詰まっている窓だと思います。
大聖堂はロマネスク様式とゴシック様式が併存して、他の窓も11~15世紀の物です。大聖堂以外に市庁舎、シェツラー宮殿、シナゴーク、フッゲライなど2000年以上ある栄えた都市なので各時代の建築や歴史上重要な人や場所などが見れます。 中世の景色が残るユーデンベルグも趣がありました。
一番遠くまで行くバスに乗ると郊外の現代ガラス美術館があったり、新旧のガラスが見れるアウグスブルグはステンドグラスファンにオススメです。

