
私はステンドグラス作家です。言葉で伝えることが多分不得手でガラスで表現することになったのだと思います。
そして作品の説明をするのもかなり苦手というか言葉にならない微かな感情やそれに至った経緯など説明がつくものばかりではなく。。
全部を説明しようとすると人生を全部話さないといけないのではないのか?、私も覚えてないゾ笑笑、といった感じです。
で、更に言うと見た人がどう感じるかも自由であって、私の意図など関係なく、勝手に都合の良いように解釈してくれて当然だと思うのです。だから説明がない方が作者と鑑賞者はロマンのようなものを持った関係でいられると思います。
説明はしないけど、私は誰かに伝えたいから制作していて、いつか誰かに小さな想いの欠片を拾ってもらえるだろうと信じています。
しかし、伝わることを期待はしていないし、レスポンスもいらないのです。不思議なことです。
ブログを書くのは初めてではありませんが、前は日々の出来事を書いていて。生活を公開しているような感じでした。そして本当のことを書いているのに、言葉にすると何か違ってしまう違和感もあり、、、
SNSもそうですが、読む人の事を考えて、あまり不快な内容は避けるべきという空気が流れているように感じます。
知らないうちにネット上の自分が別の偽物のように思える時があって、今はほとんど参加しなくなりました。
前置きが長くなりましたが、、
またブログを書こうと思ったのは、身近な人にだけ話していることも、話すという行為は相手が聞くという行為があって成立するもので
それが正しく伝わらない時や聞きたいと思ってない時は押し付けになるのだなぁと気づいたからです。
ブログは読む人が自由意志で読むのだから、不快だったら読むのをやめてくれたらいいし、誤解されても私もさほどがっかりはしない、というどこまでも自分勝手な思いつきからです。
何を書くかは決めていませんが、制作と同じ一方通行の行為を言葉でもしていたいなと思っています。
たまに過去に見たステンドグラスの話もしたいので、別にステンドグラスのカテゴリーを作りました。前からの世界のステンドグラス紹介をお読み下さってる方はそちらを選んで下さい。
もう一度書きますが、読んで下さいと頼んでいませんので自己責任でお願いします。