旅好きガラス作家 こんどうゆう 世界のステンドグラス探訪

旅好きガラス作家 こんどうゆう 世界のステンドグラス紹介

タペストリーみたいなステンドグラス

タペストリーみたいなステンドグラス

ステンドグラス ベルギー旅好きガラス作家の こんどう ゆう です。(15年間のステンドグラス旅から写真を紹介しています)

今日はタペストリーみたいに見えるステンドグラスをご紹介します。

ラテン語で書かれた言葉は聖書からの引用だと思いますが、子羊はキリスト教ではキリストを表すモチーフでAgnusの文字が最初に書かれています。

なぜ、子羊がキリストなのかというと・・・生贄ってことが由来なので・・・ちょっと怖いのですが、

私はキリストっていう髭が生えた裸の男性より、羊の方が鑑賞には良いと思っているのですが。

ほんとに、こういう事を書くと、、罰当たりな感じで、、フォロワーとか激減したりするんで、、控えた方が良いのでしょうけど。

信者じゃない女子の率直な感想なので、神様、ごめんなさい。その割には、たくさんの教会へ行って祈りを捧げてるのでご勘弁を。

窓の話ですが、絵付け技法される方なら分かると思いますが。。

1枚の窓の中の上下は3段のカットラインで、透明のガラスにシルバーステインとグリザイユで作られていると思います。

単純な作業だけど、これだけの枚数の色の濃さを揃えるのは結構難しいと思います。さすが、プロの職人技ですね!

絵付けをされない方にシルバーステインの説明を簡単に。

ガラスの黄色は、黄色のガラスを作る方法と、シルバーステインという顔料を載せて焼成する2つの方法があります。

黄色のガラスを作る時には、セレンなどの金属を入れて吹くのですが、セレンが高額なので、ガラスも高額。

セレンを入れない黄色は高額ではないけれど、涼しい黄色ではないかな、、

シルバーステインは文字通り、銀が入っていて、焼成する時に化学反応で黄色に変色します。

グリザイユは酸化鉄の顔料で、焼成しても溶けあって少しめり込む感じですが、シルバーステインは変色なので落ちません。

なので、修復する前にグリザイユの絵柄が剥げて、黄色の部分だけあちこちに飛んでみえる窓などがヨーロッパでは多く見られます。

シルバーステインは色の種類が黄色からオレンジにかけて数パターンありますが、微妙な濃さで発色の度合いが全然違うので

毎回同じ出来栄えにするのは、結構な鍛錬が必要な技術です。

知らない方に全く想像出来ない文章かも。拙い表現で申し訳ないです(><)

ちなみに、私は絵付けの学校で2年、その後も少し続けていましたが、、、

絵付けよりフュージングの方が合っていたのでポイントでしか使わなくなってしまいました。

自分が絵付けを完全にマスターしきれなかった分、憧れと尊敬をもって職人技をご紹介できればと思っています。

紋様好き、テキスタイル好きで、作品の中に色々仕込んでいるので、こういう窓は私にはビビっときました。

確か、ゲントにあった窓だと思います。ベルギーは残酷な表現が多いので、美術館も教会も恐怖の連続でした。

しかし、ゲントのワーテルゾーイ。ブリュージュでムール貝。どこの街でもビールは美味しかったです(^^)

ブリュッセルでは地下鉄じゃなくトラムに乗りましょうー。

今日も読んで下さってありがとうございました。
皆様のハートフルなハッピーライフを願って制作してます。

ガラス作家こんどうゆう http://yukondo.jp
旅好きガラス作家こんどうゆうの世界のステンドグラス探訪 http://glasstabi.com

 

Author

株式会社グリーンミントオフィス代表取締役こんどうゆう
旅好きガラス作家、薬剤師、レイキヒーラー。
2014年、江戸時代からの宿場町北品川にスタジオ移設。
現代的で明るい作風。国内・海外問わず女性ファンが多い。
よく食べて、よく笑い、よく遊び、よく働く。しかし昼寝も好き。

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