旅好きガラス作家 こんどうゆう 世界のステンドグラス探訪

旅好きガラス作家 こんどうゆう 世界のステンドグラス紹介

有名な「シャルトルブルー」

有名な「シャルトルブルー」

ステンドグラス フランス ステンドグラス フランス ステンドグラス フランスこんにちは。旅好きガラス作家のこんどうゆう です。(15年間のステンドグラス旅から写真を1枚ずつ紹介しています)(15年前の使い捨てカメラには暗ーい画像しかなくて、今回初めて拝借した写真を載せてます)

「シャルトルブルー」という言葉をご存知ですか? ステンドグラス愛好家の間では有名なのです。

フランスのシャルトルという町の大聖堂にある、ステンドグラスのマリア様に使われている水色のガラスを差す言葉です。

この大聖堂は駅から歩く途中から見えるのですが、建築様式が途中で変わり、右と左の尖塔の形が違ってユニークです。

中はかなり暗めで、全体的にステンドグラスが入っていて、ほとんど濃い青なのですがマリア様の水色が本当に印象的です。

ピカ―っとキレイな発色で。神々しい。透き通るような混じりの無い水色でした。

なぜ「シャルトルブルー」と呼ばれ、世界中からステンドグラスファンが訪れるかというと、

現代まで様々な研究と試作を重ねても再現できない色なのです。

ガラスは溶けている時に金属を混ぜて発色させるのですが、(いわば炎色反応のような感じです)

青はコバルトを中心に、銅青、クロムのグリーン、マンガンの紫など、、、ほんの少しの金属の配合で色がどんどん変わります。

各メーカーの金属配合は企業機密になっているので詳しくは分からないのですが。

でも専門家・職人が数百年の間、シャルトルブルーに挑戦しているけど同じ色にはたどり着けないということです。

私は言葉は知ってて、シャルトルへ行きましたが、、実はどのガラスをシャルトルブルーっていうんだろう?くらいの最初の旅でした。

ですが、やはりすごい物は、当時ガラスに詳しくなかった私にも衝撃を受ける美しさですね。

これ、ルーブル美術館でも。美術教育受けずに行ってるので、どれも貸し出し出来る素晴らしい作品が並ぶ中にも小さくてもひと際目立つ作品・・・あ、フェルメールって読むのかな?知ってるー。みたいな感じでした。15年前の私。

今も、知らない事の方が多いので、感覚だけで旅してますが。あまり調べ過ぎない方が楽しいです。いちいち驚けるので!

昨年は、すごくオシャレで考えられていて、気持ちいい建物だなぁ!と。帰国後に建築家に話したら「そこ、レンゾ・ピアノ」って言われました。どおりで(^^;

何も知らなくて、言語が違っても、時代が変わっても、感動するのが超一流。「何が超一流か?は、知らない方が学べる」が私の旅の哲学の一つです。

 

ガラスの色の話をついでに。。

例えば、赤のガラス。大きく分けて、銅赤・カドミウムセレン赤・金赤・・・などがあります。

混ぜている金属が違うので、金属の値段によってガラスの値段も違います。

不思議な事ですが、高いガラスの方が発色が良い事がほとんどです。要するに、、高いガラスの方が色がキレイです。

デザインによって使い分けるべきですが、ステンドグラスの美しさは、発色の良さも大切ですので。

同じデザインで、ガラスを変えたら、それだけで美しい印象を醸し出すことはよくあります。作家としてはガラスに助けてもらっている感じでしょうか。

どの材料を、どのように使うかは、空間を左右するので。方位やガラス同士のバランスも含め、たくさん見て、たくさん作って、ガラスに詳しい人が選ぶのが良いと思いますが。

ガラス選びだけでなく、物づくりの波動やデザインの美しさなど作家に求められることは他にも色々あるので、超えても超えても山がある。止まることなく、少しでも毎日成長して、より良い物を届けれる作家になりたいです。

シャルトルは小さい旧市街の中にカワイイお店がチョコチョコあるので、パリから半日ブラブラするつもりがオススメです。

今日も読んで下さってありがとうございました。
皆様のハートフルなハッピーライフを願って制作してます。
ガラス作家こんどうゆう http://yukondo.jp
Facebookページ http://facebook.com/glasscrossy

Author

株式会社グリーンミントオフィス代表取締役こんどうゆう
旅好きガラス作家、薬剤師、レイキヒーラー。
2014年、江戸時代からの宿場町北品川にスタジオ移設。
現代的で明るい作風。国内・海外問わず女性ファンが多い。
よく食べて、よく笑い、よく遊び、よく働く。しかし昼寝も好き。

ガラス旅)過去に掲載した記事から

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